「チャスキブレンドオイル・アントニオ」は、低温圧搾のインカインチオイルとヘンプシードオイルをベースに、CBDオイルとアマゾン産のコパイバ樹液を配合したオイルです。
チャスキブレンドオイル・アントニオとは
世界が注目するCBD は、日本の大麻取締法による厳しい規制の下で管理されています。大麻草は法的に「医療用大麻」と「産業用大麻」に分類され、利用が許されているのは産業用大麻の種子と茎だけで、CBD を多く含む花や葉は利用できません。また、違法成分であるTHC混入リスクを回避するため、CBD 原料の製造にあたっては、超臨界による成分分解~CBD 抽出~精製の工程を経るため、大麻草が元来有する高貴で多様なファイトケミカルの多くを捨て去ることとなり、その結果、CBD100% の原料は、無味無臭の白い結晶となり、ナチュラルとは程遠い存在です。また、製造工程に投入する大麻草原料に対し、実際に得られるCBDの量は僅かなため、CBDは驚くほど高価になってしまいます。
CBDの作用を表現する場合よく使われるのが、フランス語で「取り巻き」や「周囲環境」を意味する「アントラージュ」。CBDのアントラージュ効果とは、大麻草から抽出した単一成分よりも、様々な成分で構成される植物エキスの方が、個々の細胞の本来的な機能を活性化したり、また逆に抑制するなど、複雑な相互作用により生命に優しい働きが期待できるとする「一物全体」的な考え方です。
食のナチュラル志向が高まる中、CBDと同じ作用メカニズムを持ち、よりナチュラルな代替植物として注目を集めているのがアマゾン原産の「コパイバ」という樹木。アマゾンの先住民は伝統的に、コパイバ樹木に含まれる「樹液」を利用しています。芳香油を多く含むコパイバの樹液は、1625年イエズス会が欧州に持ち帰ったことから「イエズスのバルサム」と呼ばれ、その後米国に渡ると1820~1920年の間米国薬局方に収載され、公的な薬として扱われていました。現在日本では、コパイバの樹液は、主に食品として扱われていますが、利用用途は幅広く、香料・アロマオイル・香水をはじめ、強力な抗菌力を活かした、歯磨き、うがい薬、石鹸、ニキビ対応化粧品等もあります。コパイバの最大の特徴は、豊かな芳香油にあります。とりわけCBDと同じ作用メカニズムを持つことが知られている「β‐カリオフィレン」が50%も含まれるなど、コパイバは自然界最高クラスのβ‐カリオフィレンの供給源です。
「チャスキブレンドオイル・アントニオ」は、低温圧搾のインカインチオイルとヘンプシードオイルをベースに、CBDオイルとアマゾン産のコパイバ樹液を配合することで、コパイバの特徴的な芳香油がCBDの働きを補完し、CBD の配合量を減らしても、よく知られるCBD様の働きに加え、CBD単体よりもよりもナチュラルで生命に優しいアントラージュ効果が期待できます。
生命の樹液・コパイバ
アマゾン原産のコパイバは、先住民の時代から現在に至るまで主にオレオレジン(トリグリセリドや芳香族炭化水素など脂質を多く含む樹液や樹脂)が利用されてきました。ヨーロッパでは、1625年以降イエズス会により持ち込まれたことから「イエズスのバルサム」と呼ばれ、アメリカでは1820年~1910年の間米国薬局方に収載され、公的な薬剤として扱われていました。近年コパイバの研究開発が進み、香水、食品添加物に加え、石鹸、歯磨き、うがい薬、ニキビ対応化粧品、のど飴等のナチュラルレメディーにも用いられています。
コパイバの多様なファイトケミカル
アマゾンの先住民が受け継いできたコパイバ。幹から採取する未精製の樹液は、多様なテルペン類など芳香豊かなオイル成分を多く含んでいます。とりわけ「β‐カリオフィレン」が特徴的で、コパイバは自然界最高のβ‐カリオフィレンの供給源として知られています。
【注】コパイバの芳香族炭化水素を中心にガスクロマトグラフィーで分析した結果です。全ての芳香成分を漏れなく分離・検出できていない可能性があります。一つの分析例としてお考えください。
CBDをサポートするβ‐カリオフィレンの作用メカニズム
大麻草のCBDもコパイバのβ‐カリオフィレンも共通の作用メカニズムを持っています。つまり、CBDもβ‐カリオフィレンもヒトのカラダに分布する“CB2”と言うカンナビノイド受容体(下図参照)の作動薬(個々の細胞の機能を活性化したり又は逆に抑制するなど細胞内の情報伝達を促す指令)であるという意味において、共通の働きを示します。カンナビノイド受容体は、細胞膜を貫通し細胞の中と外をつなぐように存在しているため、外部から与えられる様々な生理的刺激により発生する生体内物質や、CBDやβ‐カリオフィレン等の栄養素がカンナビノイド受容体に結合すると、細胞内部に指令が伝わりあたかも「鍵が鍵穴にはまり扉が開く」ように、各細胞の機能が発現します。このように、CBDもβ‐カリオフィレンも“CB2”との関連において、生命の健康状態を調整する上で重要な役割を果たしています。
インカインチ配合
オメガ3は、体内の細胞膜に柔軟性を与えます。南米アマゾンで古くから食されてきたインカインチのオイルにはオメガ3が50%も含まれており、天然のビタミンEも豊富なことから、油を酸化から守る「抗酸化力」がアマニ油やエゴマ油の2.5倍以上です。
目薬など薬用にも用いられているバリア性の高いPP容器を採用しました。ガラスと比べ圧倒的に軽量且つ壊れ難く、持ち運びにも便利。容器の先端は滴定ノズルなので、一滴一滴、スポイトと同じ感覚で使用できます。化粧箱は、FEC認証ハイブリッドバガス紙を使用。内容油の光酸化を防ぐため、開封後、容器は化粧箱に保管して下さい。
<ご使用方法>
・スポイトから数滴舌下に垂らす。
・飲み物で希釈して摂取する。
・キャリアオイルで希釈して肌に。
・1回の摂取量の目安はスポイト5滴です。
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商品詳細
原材料 食用麻の実油(輸入)、食用サチャインチ種子油(ペルー)、食用コパイバ樹液(ペルー) 栄養成分表示 (27g 当たり)熱量243kcal、たんぱく質0g、脂質27g、炭水化物0g、食塩相当量0g / CBD 4mg
内容量 27g
販売元 (株)アルコイリスカンパニー -
ご注意
●直射日光を避け涼しい場所で保管してください。
●原料由来の成分が沈殿することがありますが、品質に変わりありません。
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ご使用方法
・スポイトから数滴舌下に垂らす。
・飲み物で希釈して摂取する。
・キャリアオイルで希釈して肌に。
・1回の摂取量の目安はスポイト5滴です。